エンジニアになるのに英語力が必要かどうか気になりませんか?
結論から言います。エンジニアになるには「英語力」が必要だと主張する人もいますが、それは嘘です。
最低限の英語力で全く問題ありません。中学校レベル・TOEIC300点ぐらいで本当に十分です。
この記事を書いている私は、25歳のフリーランスエンジニアです。英語と中国語が話せます。
エンジニアになってから実際に経験した内容を元に詳しく解説します。
エンジニアで英語ができなくても問題なし【給料も変わりません】
中学校レベルの英語力で問題なし
日本の企業でエンジニアとして働くのであれば、中学校レベルの英語力があれば全く問題ありません。
正直、中学校レベルの英単語がある程度分かればエンジニアとして苦労することはありません。
エンジニアの場合、そもそもプログラミング言語が英語で書くため、単語の知識は必要になりますが、英文法や読解力、リスニング能力などは全く必要ないため、英単語だけ分かれば問題ありません。
英語力よりも、日本語能力の方が仕事を行う上で重要になります。メール、会議、報告など仕事に関わる場面で、第三者に分かりやすく、簡潔な日本語で説明する能力の方が重要になります。
エンジニアの場合、リモートワークが増加していることもあり、非対面でコミュニケーションを図って、仕事を進めていく必要があります。
その際に、正しく分かりやすい日本語でコミュニケーションが行えるということだけで大きな武器になります。
そのため、正直、英語力を鍛えるよりも、まずは日本語能力の向上に努めた方が効果的だと思います。
給料もそこまで変わりません
私の場合、英語が話せるということもあり、案件を探す際は英語を使用する仕事も選択肢に入れて探します。
実際に、業務を英語で行う案件を探して、面談に行ったことが何回もあります。
結論から言います。給料はそこまで変わりません。もし、上がったとしても月単価にして10万円〜20万円上がるぐらいです。
そのため、エンジニアとして英語が得意だからという理由で大幅に給料が良くなることはありません。
給料はそこまで上がらないが、全て英語で仕事をすることになると、業務レベルは一気に上がるというのが現実です。
余程の理由がない限りは、日本語で仕事を行って、エンジニアとしてのスキルアップを目指した方が良いかと思います。
英語力よりも経験年数
エンジニアの単価が決まるのは、英語力ではなく、「経験年数」で決まります。
英語力を高めても、そこまで単価は上がりません。それよりも、経験年数が重要です。
そのため、経験年数が3年以上のエンジニアの場合だと、わざわざ英語力を高める必要もないかと思います。
個人的に英語を話せるようになりたいのであれば、勉強する必要はあるかと思います。
ただ、エンジニアとして、単価のためや、案件獲得のために英語力を高めるのは効果的ではないため、おすすめではありません。
英語力を磨くのはエンジニアとして効果的です
問題解決のスピードが上がります
エンジニアの場合、プログラミング中に発生するエラーなどをGoogleで検索すると思うのですが、その時に日本語で検索するのと、英語で検索するのとでは全く異なります。
正直、英語で検索した方が情報量も多く、探したい内容がすぐに見つかることが多いです。
また、マイナーな情報だと日本語で検索してもヒットしないことがよくあります。
そのため、検索ぐらいは英語で出来るようになるだけでも、問題の解決スピードが一気に上がります。
もし、英語力を高めて、仕事に役立てたいのであれば、単語力と読解力を鍛えるのが効果的です。
検索(単語)→ 検索結果(読解)が基本ですので、まずはそこから学習するのがおすすめです。
選択肢が広がります
英語が話せるということは、それだけで案件の選択肢が広がります。世界的に有名な企業で働ける可能性もあります。
実際に、案件を調査してみると、英語で業務可能というだけで、外資系の製薬会社の案件、外資系の金融会社など世界を代表する企業の案件に参画できるようになります。
自分自身の経歴書にそれらの企業で仕事をしたということを書けるようになるだけでも、かなり効果があると思います。
また、仕事で英語を使うようになると必然的に英語力が向上します。一般の人が英語を勉強しようとすると、休日にお金を払って英語のレッスンを受けるのが一般的です。
しかし、仕事で英語を使うようになるとお金をもらいながら英語力も向上するため、一石二鳥です。
また、英語を使う案件に参画できる人は限られているため、そこまで競争が激しくないのが実情です。
経験年数が若いエンジニアでも、英語を話せるだけで高単価案件を獲得できる可能性が十分にあります。
英語が話せるということは、エンジニアとしての選択肢を広げることになりますので、損はありません。
マネージメント業務が経験できます
フリーランスエンジニアの場合、マネージメント業務に携わることがなかなか出来ないのが現実です。
理由としては、マネージメント業務は上位会社のリーダーや客先の社員が行うことが多いためです。
そのため、いつまで経ってもマネージメント能力を身につけることが難しく、平エンジニアのままです。
ただ、英語が話せるエンジニアは海外での開発の進捗管理などの業務を任せられることが多いため、PMやPMOの立場で仕事ができます。
そのため、マネージメント能力を身につけやすくなります。
また、PMやPMOの場合、業務のレベルが上がるため、単価も一気に上がります。案件内容にもよりますが、月収100万円以上も可能です。
もし、フリーランスエンジニアとして、マネージメント業務の仕事がしたいのならば、会社員エンジニアとしてマネージメントの経験を積むか、英語を身につけて、PMやPMOとして仕事をするかになると思います。
英語力が無くてもエンジニアとして活躍できます
英語力に自信がなくて、エンジニアになれるかどうか不安な方がいるかと思いますが、英語力が無くてもエンジニアとして活躍できます。
英語力を鍛える前に、エンジニアとしてのスキル(プログラミング能力など)と日本語能力を身に付けた方が圧倒的に効果的です。
英語が出来るということはエンジニアとしての強みにはなりますが、必須能力ではないため、そこまで重要ではありません。
ただ、エンジニアとして英語が出来れば、世界的な有名企業で働けたり、海外で働けるなど、可能性が広がります。
そのため、英語が上達することによる損は絶対にありません。
もし、英語力を少しでも上達したいという方がいましたら、過去の記事で英語の上達方法について詳しく紹介していますので、読んでみて下さい。
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