新年始まって、今年こそは何かにチャレンジして、継続したいと考えていませんでしょうか?
私も昨年末からずっと、何かを「継続」するための方法について考えていました。もう頭から煙が出るまで考え続けました。
結論から言います。「楽しいではなく、夢中にならないと継続出来ません。」ということです。
あと、継続に近道はありません。ひたすら、続けるしかないのです。
しかし、継続するためのマインドセットには、いくつかの近道があります。その内の一つが、「努力」から「夢中」の境地に到達するということです。
継続は、「努力」→「楽しい」→「夢中」の過程を歩むことで続けていけるものです。
やりたく無いことを継続していると、メンタルがお化けレベルの人でない限り、精神が病んでしまいます。
2021年は継続して、努力することが「夢中」になれる年したいですね。いや、必ずそうしましょう。
それでは、継続が夢中になるにはどうすれば良いのかについて詳しく紹介していきます。
継続できないのを克服するには【頭から煙を出していますか?】
そもそも、継続出来ない理由
今まで様々なことにチャレンジして、継続出来なくて悩んだことが一度はあるはずです。
継続出来ない理由を考えると3つにどれかに当てはまると思います。
継続出来ない理由
・体力的に限界である。
・継続した先にある景色が明確に描けていない。
・夢中になれていない。
それでは、継続出来ない理由について一つずつ解説します。
体力的に限界である
平日は会社に行く、バイトに行くなどして8時間以上の時間を知的労働もしくは肉体労働に費やして、通勤時間を含めると10時間以上費やすことになります。
そんな状況で家に帰って来て、資格勉強や副業などに時間を費やすことは不可能です。無限の体力を得た人にしか出来ません。(漫画の世界です。)
私も以前は、そんな生活をしていましたが、体と心が長続きしません。消耗していくだけです。消耗戦を戦うのは無理があります。
消耗戦では短期的になるため、長続きしません。
継続した先にある景色が明確に描けていない。
継続した先にある景色が見えてますか?
ただ、漠然と見ているだけではダメです。明確に、細部にまで描けている必要があります。
私の場合は、約2年前に完全未経験の状態から収入が高く、自由度の高いフリーランスエンジニアになることを夢見て、プログラミングスクールに通い、会社員エンジニアになり、昨年やっとフリーランスエンジニアになりました。
途中で何度も心が折れかけました。実際には、うつ病にかかり、心が折れましたが、継続した先の景色を見るために、何とか継続して仕事を続けた結果、素晴らしい景色を見ることが出来ました。
継続していく中で困難な壁にぶち当たることもあります。(私の場合だと、うつ病でした。)
それでもエンジニアを継続できたのは、継続した先の景色が誰よりも明確に描けていたのと、その景色を見たい欲望がハンパなく強かったからです。
実際にフリーランスエンジニアになって、感じたことは、最高だということです。
会社、上司、同僚などの意見を聞かずに自分だけの道を突き進めて、給料もかなり上がり、労働時間も減るため、最高だということです。
やはり、継続するには、継続した先の景色をしっかりと描けているかに懸かっていると思います。
夢中になれていない
何かを継続する際に「努力」、「頑張る」、「楽しむ」と言った言葉を使っている人は継続を止める可能性があります。
理由は簡単です。「夢中」になれていないからです。
「努力」している間は、疲れを感じやすく、挫折しやすい傾向にあります。
某テレビ番組でやっていたのですが、パチンコ屋の店員の80%以上の人が、休みの日もパチンコ屋に行くそうです。
中には、出勤日にも勤務の前後でパチンコ屋に行くそうです。
彼らの状態を悪く言えば、依存症に近い状態になっていると思います。しかし、良く言うと、「夢中」になっているということです。
そのため、仕事終わり、休みの日にパチンコ屋に行くことが苦でもなく、パチンコ・スロットに関わることを継続できるのです。
他にも、電車好きの子供が駅名をすぐに覚えれるのに、大人が努力しても覚えられないのは、子供が「夢中」になっているのに対して、大人が「努力」しているからです。
やはり、「努力」は「夢中」には敵いません。
そのため、何かを継続するには、「夢中」になる段階にまで持っていくことが必要ということです。
継続を「努力」→「楽しい」→「夢中」へ
最初は「努力」が必要
最初から「夢中」になることは出来ません。最初は、努力が必要です。この段階が一番辛いです。数ヶ月間、数年続く人もいれば、数日の人もいます。
「努力」の間は、少しずつで良いので「毎日継続」することを最重要目標に定めます。語学学習であれば、1日30分、1日10単語でも良いです。
1日3時間以上しないとダメとは思わないで下さい。肉体的、精神的にも無理があります。消耗するため、挫折します。毎日続けることが最も大事です。
数ヶ月継続すると、徐々に楽しくなります。語学学習であれば、少しは文章を読めるようになり、聞き取れるようにもなれます。
すると、継続することが「楽しく」なってきます。
継続が「努力」から「楽しい」の段階に移行します。
途中から「楽しく」なる
継続していたが、途中でやめてしまった人の中で、この段階で辞めてしまった人も多いのではないかと思います。
確かに、「努力」が「楽しい」になったことで、継続できると過信してしまったことで、気が抜けてしまい気が付けば継続を辞めてしまった。
楽しかったのに、困難な壁にぶち当たってしまい、楽しくなくなり、継続を辞めてしまった。
こんな経験は一度は無いでしょうか?
この原因は次の「夢中」になる段階に行けていないからです。
「楽しい」は一時的な感情であるため、不安定なものです。継続を「努力」していた時よりは「楽しい」という段階の方が苦にならずに、継続が出来ます。
しかし、まだ道半ばです。「夢中」の段階になるには、決して気を抜かずに、無理のない範囲内で「努力」していた時と同じように続けるしかないのです。
語学学習で言うと、「楽しい」は文章が少し読める、ネイティブと少しだけ話せるという段階です。
「夢中」になるには、その「楽しい」という経験を増やし続けることが必要です。
例えば、毎日10分だけでもいいので、オンラインでネイティブと今日勉強した単語やフレーズを使って話をしてみることで、その日の達成感を得るという方法です。
実際に私が英語を習得した際には、この方法を使って、「楽しい」という経験を増やすということをしました。
単語や文法を覚えるにしても、ただ努力するのではなく、次の「楽しい」という経験のために単語や文法を覚えるのでは、モチベーションが全く異なります。
その、「楽しい」という経験こそが、次の「夢中」という境地への鍵となります。
「夢中」の境地へ
「楽しい」という段階を経て、「夢中」という境地に達した人は、もう継続を辞める理由がよく分からなくなってしまいます。
語学学習だと、時間があれば英語のニュースを読んだり、聞いたりして、分からない単語があれば無意識の内に調べて、気が付けば覚えています。
何のパワーも使いません。逆に、分からない単語やフレーズがあると気持ちが悪くなり、落ち着きません。
この段階に行くと、何も言うことがありません。継続することが「習慣化」しており、呼吸するのと同じレベルです。
「夢中」の段階にまで行けば、少し継続を辞めても、気が付けば、継続を再開しています。
この段階まで行くと、好循環が生まれ、いろんなことが上手く行くようになります。困難なことまで最終的に楽しくなってきます。
継続を「夢中」にするには失うものもあります
継続を「夢中」の段階にまで持っていく過程では、もちろん、失うものもあります。普段の仕事やバイト、家事などに加えて、勉強や副業などをするには、普通にやっていくのでは上手くいきません。
そのため、継続するのに無駄なことは捨てる必要があります。朝の二度寝、通勤時間のゲーム、昼休憩の時間、帰宅後の飲酒、寝る前のYouTubeなどです。
全て捨てる必要はありませんが、全て残したまま、別に時間を作るのは物理的に不可能です。
何かを得るには、代償が伴います。継続することが、その代償に見合ったものであるかを考えてから始めてみましょう。
私が英語を身につけた時は、隙間時間は全て英語に費やしました。人付き合いも捨てました。苦手な朝起きもしました。
継続には必ず代償が伴います。しかし、継続することによって、得た結果はそれ以上のものです。
英語を身に付けたことで、一人で海外に行くことも余裕ですし、英語で話しかけられても問題ありません。
それ以上に成功体験が出来たことで自分自身に自信がつきます。
「継続」が「夢中」の境地に行けるように、捨てれるものはしっかりと捨てて、日々の継続が容易なものになるようにしましょう。
今年こそは「継続」出来る年にしましょう
今日は「継続」というテーマで解説しました。
継続は「努力」→「楽しい」→「夢中」の段階を経て進んで行くものであるということを知った上で日々、行っていくものということです。
捨てるものはしっかりと捨てて、無理のない範囲内で毎日継続をして、楽しいという経験を増やして、「夢中」という境地に行くことが重要です。
継続には近道はありませんが、継続するためのマインドセットには、いくつかの近道があります。
「継続」するということの本質をしっかりと理解して、今年こそは「継続」が夢中になり、理想の結果が出る年にしましょう!
さあ、継続のために手を動かしましょう!
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