今回はどの分野でも偏差値60ぐらいの人が最強であるということをお伝えしたいと思います。よく巷では、「一つの分野に特化しておくべき」、「得意な分野を極めろ」などがよく言われていますが、私の経験上、実際は違うということをお伝えしたいと思います。
目指すべきは自分のスキルを掛け算で勝負して、100万人に1人の人材になろうということです。
一つの分野に特化することは危険
一つの分野に特化するのはオススメしない
一つの分野に特化していることは、何の得意分野も無い人と比べたらもちろん素晴らしいことです。しかし、一つの分野に特化してそれだけで生きていける人はごく稀であるということを知るべきです。
私自身、小さい頃からラグビーをやっており、将来はラグビーのプロ選手になろうと考えていました。実際に個人では国体選手、チームでは全国大会出場というまあまあの結果を出しています。(ちょっとした自慢です☺️)
しかし、高校生ぐらいになると、全国トップクラスの強いチームと戦う度にこの人には一生ラグビーでは勝てないと痛感する瞬間が何度もありました。
さらに詳しく
人生で今まで体感したことないぐらい凄い衝撃(脳への衝撃も含めて)を受けた選手もいます。結局その人はあのラグビー日本代表の選手になりました。衝撃が凄すぎて、ラグビーの世界では一生勝てないと思い、その試合を境にラグビーを辞めようと決断しました。今でもあの時の決断が正しかったと思っています。
本当に才能のある人が一生懸命に努力して、一つの分野に特化すればそれだけで生活できるようになれます。しかし、ほとんどの人が一つの分野に特化しただけでは、残念ながら結果が報われないのが事実です。
そのため、普通の一般人が目指すのは「分野特化型」ではなく、「分野分散型」ということです。
つまり、偏差値60の分野を複数持って、それを掛け算にして、100万人に1人の人材を目指すのが合理的であるということです。
詳しくは後ほど説明します☺️
ココがポイント
目指すべきは「分野特化型」ではなく、「分野分散型」
一つの分野に特化する弊害
一つの分野に特化するのは危険であるということをお伝えします。例として、プロ野球選手を挙げたいと思います。
プロ野球選手の場合、現役時代は野球に集中すればいいのですが、引退後のセカンドキャリアについてはメディアでもよく特集されていますが、いろいろと苦難が多いのです。
今まで野球しかしていなかったため、いきなり社会人になろうとしてもなかなか適応出来なくて苦しんでいる人も少なくありません。
他にも、会社での仕事は良くできるけども、なぜか私生活ではボロボロな同僚や上司はいませんでしょうか?
なぜか、マルチ商法に勧誘されていたり、若い年で住宅ローンを長期間組んでいたり、高額な生命保険に加入していたりなど身の回りには一人ぐらいはいるのではないでしょうか?
結局、人生は一つの分野に特化しているだけでは、上手く行かないのが現実です。そのため、あらゆる分野で偏差値60ぐらいの知識を持っていることが非常に重要なのです。
注意
特に、お金に関わること(特に投資)は学校では教えてくれませんし、人に聞いても本当に損得勘定無しで真実だけを教えてくれる人も限られています。
そのため、お金に関する知識は自分で死ぬ気で学んで、経験するしかないのです。
どの分野でも偏差値60を目指そう
「100万人に1人」の人材になるには
そもそも私が言う、偏差値60の基準はどう判断すればいいのかというと、「100人に1人の人材」であるかどうかということです。
例えば、「花が大好きで、花を見るだけで名前を言える」、「私は地方出身なので、地方の方言を流暢に話せる」など何でもいいです。
花の場合だと、その能力だけで花の見分け方に関する記事が書けますし、花屋さんで働くこともできるはずです。
方言の場合だと、飲み会の時にいきなり流暢に方言を話すことで笑いを取れますし、人からの印象にも残るため強みになります。
ただ、「100人に1人の人材」だけだと、不十分です。最終的には、「100人に1人」の分野を最低でも3つ持つことが重要です。
そうすると、「1/100 × 1/100 × 1/100 = 100万/1の人材」になることが出来ます。
この内容については元リクルート部長で、中学校校長もされてた藤原和博さんが本の中でも紹介しています。この内容の続きを知りたい人やこの内容を詳しく知りたい人は藤原和博さんの本を読んでみて下さい。オススメです!
ただ単に何でもいいから「100人に1人」になればいいのかと言うと、それは違います。しっかりと社会、仕事で生かせる内容がベストです。収入や待遇に直結するからです。
例えば私の場合だと、現場経験のあるJavaプログラマーです。また、英語と中国語が話せます。世界20カ国以上の国に行ったことがあります。
ポイント
Javaプログラマー × 英語、中国語 × 20カ国以上 = 100万人に1人の人材
それだけで、「100万人に1人の人材」になることが出来ます。(実際にこの内容だけで仕事が上手くいったこともあります。)
これはあくまでも私の例ですが、皆さんにも何か特化したモノが必ずあるはずです。どうしても無いという人は学んで磨けばいいだけの話です。
学ぶ姿勢さえあれば、誰でも可能性は十分あります。
私も数年前まで、パソコンは苦手、プログラムミングは理系の人がやるもので、超文系の自分には無理だと決め付けていました。そのため、勉強もしたことがありませんでした。
しかし、「エンジニアは稼げる」ということを知り、一からプログラミングスクールに通い、勉強して、今ではプロのエンジニアになることが出来ています。
そのため、無理だと決め付けるよりもまずは何でもいいので挑戦をすべきです。
トップではなく、「100人に1人」になるだけで十分
分野のトップにならなくていいのです。「100人に1人」の分野を掛け算して、総合的に戦えば普通の一般人でもこの競争社会で十分な勝ち目があるのです。
競争社会なので、負けることは気持ちの良いものでは決してありません。そこで、何とかして勝たないと生き残ることが出来ません。
そのための手法がこの「1/100 × 1/100 × 1/100 = 100万/1の人材」を目指すということだと私は思います。
まずは、自分の強みを探して、足りない部分があれば、自己研鑽を行い補うだけです!
是非、今回紹介した藤原和博さんの本を読んでみて下さい。オススメです!
メモ
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