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人生で最も重要なことは「向き合う力」【人生は向き合う力で変わる】

今回は、人生において最も重要なことは何かということについて書きます。軽い読み物だと思って気軽に読んで頂けると幸いです。

巷では、人生において最も重要なことは、「〇〇である」という話がよく話題になります。

時代や流行によって変化していきます。以前では、「やり抜く力(GRIT)が最も重要である」と言われた時期もありました。

そこで、今回は、私自身が考える、人生において最も重要なことは何かということについて紹介したいと思います。

先に結論から言います。私が考える人生で最も重要なことは、「向き合う力」です。

詳しくは、後ほど解説します。

人生で最も重要なことは「向き合う力」【人生は向き合う力で変わる】

人生で最も重要なことは「向き合う力」【人生は向き合う力で変わる】

「向き合う力」とは?

そもそも、「向き合う力(Confronting Power)」とは、どんなことを意味しているのかについて解説します。

一言で言えば、自分自身、他人、会社、社会、困難や問題などと向き合うことを意味しています。

大きく分けると2種類に分類することが出来ます。

自分自身と向き合う問題

(例)目の前の面倒な仕事、日々増えていく体重、なかなかやる気が出ない勉強など

他人と向き合う問題

(例)会社での人間関係、家族関係、友人や恋人との関係など

特に他人や会社などの組織との向き合い方は、自分自身ではコントロール出来ない部分が多いため、根本的な解決をすぐに行うことは現実的には厳しいです。

そのため、コントロール出来ないことは、さっさと諦めて、コントロールできる部分にだけフォーカスすることが重要です。

自分自身に関しては、意識次第でコントロールすることが出来るため、自分自身と向き合うことが最もコスパが良く、結果も出しやすいため、今回は、自分自身と向き合うことに注目したいと思います。

「向き合う力」が重要な理由について

では、次に、なぜ「向き合う力」が重要であるのかということについて解説します。

まず初めに、もし、人間が様々なことと「向き合う」ことを辞めてしまうと、どうなるのかについて考えてみたいと思います。

多くの場合、日常的に現実から逃げるようになることで、堕落してしまい、簡単にすぐに手に入る快楽を求めるようになります。

アルコール依存、薬物依存などが典型例です。特に欧米では、街中にいるホームレスや失業者が薬物を摂取している姿をよく見かけます。

彼らの多くが、辛い現実と向き合いたくないという理由から、アルコールや薬物に逃げてしまう場合がほとんどです。

そして、一度依存症になってしまうと抜け出すのは至難の技であるため、堕落したままの生活を続けるか、過剰摂取(オーバードーズ)により最悪の場合、亡くなってしまうというのが末路です。

そのため、「向き合う力」を失ってしまうことは、破滅への始まりでもあるため、最低限の生活を行うためにも、非常に重要な力であると言えます。

自分自身と向き合う力が最も重要

「向き合う力」の中においても、特に重要なことは、「自分自身と向き合う力」です。

何かの困難や問題と直面した時に、誰かのせいにしたり、自分自身を正当化したりすることは、よくあることです。

自己防衛本能が作用して、自分自身を守ろうとすることは、人間の本能であるため、仕方がないことです。

しかし、そのようなことを続けているようでは、成長しないことは誰もが分かっていることです。

そこで、一度立ち止まって、本当に「自分自身と向き合えているか」ということを考えてみましょう。

例えば、ダイエットにしても、環境、仕事などのせいにしてしまうことは、よくある話です。

しかし、よく考えてみると、誰かが無理矢理、口の中に食べ物を押し込んでいるから太る訳でもなく、誰かが手足を縛っているから1日30分の筋トレが出来ない訳でもありません。

全ては自分自身との戦いに敗れてしまった結果の「負の産物」と言えます。

ダイエット以外にも言えることですが、「自分自身と向き合う」が非常に重要と言えます。

他人と向き合うことや、会社などの組織と向き合うことは、自分自身の力では及ばない、不確定要素が多いですが、自分自身の意思決定は、自分でコントロール可能なため、遥かに難易度が低く、結果も出しやすいです。

「向き合う力」を高める方法について

人生で最も重要なことは「向き合う力」【人生は向き合う力で変わる】

「向き合う力」は2000年以上前からの人類の課題

「向き合う力」の重要性は、今に始まった話ではありません。2000年以上前に書かれた書物を読んでみても分るように、古代から「向き合う力」は人類の課題であったことが分かります。

例えば、論語(中国の有名な古代書)、コーラン(イスラム教の聖典)、旧約聖書(キリスト教、ユダヤ教の聖典)、新約聖書(キリスト教の聖典)など未だに世界中の人々に読まれている書物にも書かれています。

2000年前と現代社会では、向き合う問題の対象が変化していることは事実です。

しかし、何かしらの対象と「向き合う」ことへの本質が全く変わっていないからこそ、未だに2000年前の書物が引用されて、毎日世界中の人々に読まれています。

そのため、最近の若者は現実と向き合う力が不足しているという議論は、不毛な議論であるということが分かります。

なぜなら、人類は2000年以上前から「向き合う力」をどのようにして身に付けていくかという試みを続けており、未だに多くの人が、どうにかして、「向き合う力」を身につけようと努力しているためです。

したがって、自分自身は「向き合う力」が不足しているからと落ち込む必要は全くありません。

単純明快に身につけることが出来る能力ではないため、ゆっくりと日々の改善によって身につけていくものです。

焦らずに、日々の生活の中で、1日10分でも良いので、自分自身と向き合うことが重要です。

スマホを置いて、自問自答してみましょう

以前の記事でも紹介したのですが、SNS、動画サイト、ゲームなどには、人間の本能にぶっ刺さる仕組みが気がつかない形で埋め込まれています。

そのため、気がつけば依存している状態となり、抜け出せなくなってしまい、多くの時間を浪費しているという結果に陥りやすくなっています。

したがって、意識的にスマホやインターネットから切り離して、自分自身と向き合う時間が重要となります。

生活や仕事の様々な場面でスマホは必要ツールとなっているため、完全に断ち切ることは出来ませんが、一時的であれば断ち切ることは可能です。

スマホなどの簡単に刺激と快楽を与えてくれる存在に身を委ねることは、向き合うべきものと、向き合うことを邪魔する存在と言えます。

来年の同じ日の自分が、1年前を振り返っても後悔しないような過ごし方が出来るように、今の自分自身と向き合う歩みを辞めないことが重要です。

SNS、動画サイト、ゲームなどの詳しい内容は過去の記事で紹介していますので、ぜひ、読んでみて下さい。

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毎日のルーティンに組み込む

1番簡単に「向き合う力」を身につける方法は、ルーティン化することです。

毎日の生活の中で、歯磨きをする顔を洗うなどと同じように、毎日のルーティンに組むのがおすすめです。

寝る前の歯を磨く前の10分間だけスマホを置いて、自分自身と向き合うことでも十分です。

「向き合う力」は、数日、数週間で身につける能力ではありません。最低でも数ヶ月かけて身に付けていく能力です。

また、「これが正解!」というものが無く、個々人の性格や状況によって正解が変わってくるものです。

答えが見つかるまでの過程に関しても、自分自身の中に答えがある場合読書など人類の叡智から答えが見つかる場合など様々です。

しかし、共通して言えることはあります。それは、毎日「向き合い続ける」ことの重要性です。

凄く当たり前のように見えるかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にするのは意外に難しいことです。

まずは、自分自身と向き合い始めるところからスタートしてみるのがおすすめです。

「向き合う」ことを継続しましょう

「向き合う」ことを継続しましょう

今回は、「向き合う力」について解説しました。

人生は、自分自身、他人、組織、問題や困難と向き合うことの連続と言えます。

向き合うことを辞めることは、破滅への始まりであり、多くの場合、さらに辛い現実が待っていることがほとんどです。

最後に、私が好きな闇金ウシジマくんという漫画に登場する好きなセリフを引用して終わりたいと思います。

目の前の現実から逃げれば、

逃げた分だけ居心地の悪い所に落ちていく

問題に向き合う勇気

その面倒を乗り越えられれば

少しずつ問題は解決していく

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