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同じ現場で単価交渉は厳しい【エンジニアは現場を変えて単価上昇】

エンジニアで単価を上げる方法について解説します。

結論から言います。同じ現場で単価を上げるのは正直、厳しいです。頑張っても、5万円ぐらいが相場です。それよりも、現場を変えた方が劇的に変わります。

この記事を書いている私は現役のフリーランスエンジニアです。大阪・東京の両方でフリーランスエンジニアをした経験を持っています。

今まで参画した現場では、毎回単価交渉を行なっています。毎回単価を上げることには成功していますが、正直、道のりは厳しいです。

単価を上げたい方は、現場を変えるだけで単価が20万円以上上がることもあるため、現場を変えて、単価UPを目指した方が効率的です。

今回は、今までの私の経験と、エンジニアのエージェント業者(営業)の方からのヒアリング内容を踏まえて解説します。

では、早速解説を始めていきます。

同じ現場で単価交渉は厳しい【エンジニアは現場を変えて単価上昇】

同じ現場で単価交渉は厳しい【エンジニアは現場を変えて単価上昇】

同じ現場の場合、単価上昇は5万円が相場

現場を変えないで単価を交渉する場合、正直、大幅な単価上昇を目指すのは厳しいです。

理由としては、業界の相場である程度決まっており、各社の現役のエージェント(営業)の方に聞いたのですが、約5万円が相場だとおっしゃっていました。

実際に、私も何回か単価交渉をしたことがあるのですが、頑張っても5万円前後が相場でした。

中には、単価を上げたいけれど、会社の予算の都合で1万のみの単価上昇やそもそも、単価が上がらないことも少なくありません。

また、単価についてはお互いに敏感な部分であるため、単価上昇できる材料は揃っているのに、なかなか切り出せない人も少なく無いかと思います。

単価交渉が失敗に終わった後の現場での雰囲気を考えると、奥手になってしまう人の気持ちも分かります。自分自身とお客様側との間に溝が出来てしまうような気持ちになります。

同じ現場内で単価を上げるというのは労力の割に、結果があまり伴わないため、効果的な方法では無いです。

そもそも、単価を上げてもらうには、一定期間、しっかりとお客様側に大きなメリットを提供し続ける必要があります。

次の章では、同じ現場で単価を上げてもらう方法について解説します。

同じ現場で単価を上げてもらう方法

結論から言います。お客様側に利益になることを一定期間、提供し続けることです。

少し抽象的な表現ですので、もう少し具体的に解説します。

仕事をたくさん頑張ったから単価を上げて欲しいという内容で、単価交渉に挑む人がいるようですが、これは失敗に終わる確率が高いです。

なぜなら、頑張ったというのは、ただの自己満足に過ぎないからです。

お客様側の立場としては、どれくらい売上及び利益に貢献したかが重要であるため、その観点を武器に単価交渉する必要があります。

実際に、私が単価交渉時に、提示した実績がこちらになります。正直、実績作りをするために、何ヶ月もかけて準備して、実績作りをしました。

正直、本当に大変でした。実績を作るために、土日も費やして仕事に励んで、実績を作りました。今から思うと、コスパが悪い作業だと思います。

単価交渉のための実績作り

・個人・チームの工数削減を行なって、コスト削減に繋げた実績

・お客様の売上につながる提案をした実績

・チーム内のコミュニケーションを積極的に行なって、チーム内の相乗効果を発揮した実績

また、単価上昇後の仕事内容についてが、今までの経験上、単価上昇後でも、仕事内容に大きな変化はありません。

ただ、責任感とお客様側からの要求が厳しくなるのは事実です。

もちろん、単価と成果が見合っていなければ、単価を上昇できた後でも、クビになる可能性は十分にあります。

単価が上がったからと言って安心できるという訳ではありません。今まで以上に、成果を出していく必要があります。

現場を変えて、単価を上げるのが業界の常識

複数社のエージェントの皆さんから聞いたのですが、やはり、現場を変えるタイミングで単価を上げるのが一般的であり、最もコスパが良いとおっしゃっていました。

ただ、中には、今の現場が好きで、今後もその現場で働きたいと考えている方も少なくないかと思います。

その場合、現場でしっかりと実績を作って、アピールする必要があります。実績は数日で作れるものではないため、数ヶ月間という長期目線で実績を作るのがおすすめです。

逆に、現場を変えたいと考えている人は、単価を上げる絶好のチャンスでもあります。

そのチャンスを生かして、納得できる金額で仕事ができるようにしましょう!

具体的な方法については次の章で解説します。

現場を変えるだけで、20万以上上がったこともあります

現場を変えるだけで、20万以上上がったこともあります

ただ単に現場を変えるだけです

単価を大きく上げる一番簡単な方法、それは「現場を変える」ことです。

最も簡単で、最も効果が出る方法です。私も過去に現場を変えただけで月20万も単価が上がった経験があります。

同じ現場内で月20万円の単価上昇はほぼ不可能です。月5万円上がるだけでも稀なぐらいです。

では、なぜ現場を変えるだけで単価があるのかについて解説します。

結論から言います。単価が上がる現場のみに営業活動を行なってもらうからです。

逆に、今と同じもしくは、今よりも単価が低い現場を最初から除外して、エージェントに営業活動を行なってもらうのが重要です。

そもそも、単価を上げたいと思う主な理由は、自分自身を業界の相場から考えて、適正に評価(単価)してもらえていない、つまり過小評価されていると感じているからです。

そのため、最低でも、業界の相場から考えて、適正と思う金額を最低条件として提示しましょう!

また、1社のエージェントに頼むのではなく、複数のエージェント会社に依頼するのがおすすめです。どのエージェント会社も無料で営業活動を行なってくれます。

自分自身のために、営業活動を代行してくれるのは本当におすすめです。圧倒的に時間コストを削減できます。

最終的に、複数のエージェント会社から提示された案件の中で、一番良い条件の現場に参画すればミッション完了です。

気がつけば、自分自身が欲しい金額が毎月、銀行に振り込まれる生活となります。

地方から東京に行くだけで上がります

IT業界全般的に言えることですが、東京などの首都圏とそれ以外の地域では、単価が圧倒的に違います。

正直、同じ案件でも月10万円以上違うということもよくあります。また、首都圏とそれ以外の地域では、案件数も圧倒的に違います。

実際にどれくらい違うのかを調べたい方は、【フリーランススタート】が1番おすすめです。

エンジニアの案件をたくさんのエージェント会社を横断して、地域別、言語別で最新の案件情報から検索してくれるサイトがあります。私もいつも利用しています。

検索結果から直接、各エージェント会社に案件を申し込むこともできます。

私の場合、大阪で正社員エンジニアを経て、フリーランスエンジニアになったのですが、大阪と東京を比較すると、月20万円以上は変わりました。仕事内容はほとんど同じです。

それぐらい、首都圏とそれ以外の地域では単価差がありますので、単価を上げたい方には、首都圏はおすすめです。

単価は生活に直結します【貪欲になりましょう】

エンジニアの中には、単価よりも、技術力が重要だと主張する方もいますが、それは違うと思います。

なぜなら、単価は自分自身の生活に直結するからです。家族がいる方は、家族の将来に直結するからです。

月々、数万の違いでも、年間にすれば、数百万円、人生においては、億単位で変わってくる話です。

月々の「数万円の違い」は、人生の「億単位の違い」だという認識を持って、月々の単価を考えるのが重要です。

単価が増えれば、出来ることが増えるため、人生が変わります。

単価に対しては、貪欲な気持ちを持つことは決して悪いことではありません。成果に対して、正しい報酬を頂くという話だけです。

自分の単価を見直してみましょう!

自分の単価を見直してみましょう!

今回はエンジニアの単価について、解説を行いました。

まずは、自分自身の単価が業界の相場と合っているかを確認するところから始めるのがおすすめです。

1社だけのエージェントから話を聞くのではなく、複数のプロのエージェント逹から自分の適正価格を知るのが最も効果的です。

ただし、中には、悪質なエージェント会社もあるため、注意が必要です。

実際に、私が利用したエージェントの中から、優良なエージェントだけを紹介していますので、ぜひ、読んでみてください。

今回を機に、自分自身の単価について見直しましょう!

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