今回は仕事に対しての向き合い方について少しお話しします。
私は現役のフリーランスエンジニアとして日々活動しています。日本を代表する大企業などでシステム開発を行っています。
フリーランスエンジニアは、働き方が自由で、給料も良く、20代で年収1000万円稼げる数少ない職業です。
フリーランスエンジニアに対して、多くの人が憧れを持っているかもしれません。実際に、私も憧れを持って、フリーランスエンジニアを目指しました。
しかし、現実問題としては、決して楽な仕事ではなく、仕事も楽しくはありません。
正直な話、日々嫌な仕事と向き合っているというのが現実です。
今回は、その嫌な仕事とどう向き合っているのかついて、少しお話しします。
業界や職種などが異なっている方でも、仕事に対しての嫌な気持ちは共通している部分があると思います。
今回の内容が皆さんのお悩みに少しでも役立つ内容となれば幸いです。
仕事はつらいのが当たり前。仕事をゲーム化させると少しは楽になる。
仕事がつらく、楽しくないのが当たり前
先にこの記事の中でお伝えしたいことを言います。
まとめ
収入や自由度が高まっても、仕事がつらいことに変わりはありません。
仕事は辛く、楽しくないのが当たり前であるということに早く気付くことが重要です。しかし、辛いことだけだとストレスで潰れてしまうため、解決策を提示したいと思います。
その辛さの解決策として、仕事をゲーム化させるという方法をおすすめしたいという内容となっています。
仕事がつらく、楽しくないことに対するストレスを抱えている人は少なくないと思います。
私も以前は、このような悩みを抱えて生活しており、常にストレスを感じていました。
私の場合だと、年収が上がると楽しくなるだろうと期待してみたり、仕事の自由度が上がれば楽しくなるだろうと淡い期待をしてみたりしていました。
現在は、フリーランスエンジニアとして、ある程度稼げるようになり、仕事の自由度も非常に高いのですが、仕事への辛さや楽しさはあまり変わりません。
正直な話、今後も仕事に対する辛さや、楽しくないという感情は残り続けると思います。
世の中には、仕事が楽しく、仕事を生きがいとしている人もいます。彼らは、非常に稀有な存在であります。仕事を楽しめるのは、一種の才能であると思います。
しかし、私を含めて、ほとんどの人が仕事は辛く、楽しくないと感じる時が多いと思います。
仕事は、人生のほとんどの時間を支配しており、仕事を楽しく感じないことは、人生を楽しめない大きな要因となります。
そこで今回は、いろんなクソ仕事を経験した過程から導き出した、どんなクソ仕事でも楽しめるような方法を提示することで、皆さんのお役に立てればと思います。
解決方法については、後ほど詳しく解説します。
フリーランスエンジニアもつらいことの連続です
私の仕事について少しお話しします。
私の職業は、フリーランスエンジニアです。普通の会社員エンジニアとは異なり、どこかの企業に属しているわけではありません。
基本的には、案件の紹介や営業活動を代行してくれる「エージェント」を利用して、いろんな企業のシステム開発に数ヶ月や数年単位で参画しています。
業務内容は、正社員エンジニアとほぼ変わらないのですが、正社員エンジニアよりも若くして稼げるのが特徴です。
フリーランスエンジニアの場合だと、20代で年収1000万円稼ぐのは決して珍しいことではなく、普通の世界です。
稼げる理由としては、フリーランスエンジニアの場合だと、システム開発が終了したり、コスト削減などの理由で簡単にクビを切れるため、そのリスク分だけ、正社員よりも毎月多めに給料として支払われているからです。
実際の話、エンジニアの人手は常に不足していることもあり、もし、クビを切られても、次の仕事はすぐに見つかります。
ここまでの話だと、若くして稼げる、夢のような職業だと思う方もいるかと思いますが、現実は違います。
フリーランスエンジニアにも辛いことはたくさんあり、辞めたくなるような話の連続です。
まず第一に、どこの企業にも属していない流れ者のため、上司、部下、同僚などの関係性がありません。そのため、どこかの企業に参画しても、助けてくれる人がいません。入社研修のようなものもありません。そのため、自分で周りの人と仲良くなり、関係性を築いて、色々と教えてもらうしかありません。
また、企業側から依頼される仕事内容についても、非常に辛く、根気のいる作業である場合が多いです。
エンジニアの世界は、意味不明なシステムエラーと、次から次へと学ぶ必要のある新技術と格闘する日々が続きます。決して楽な作業ではありません。
新技術に関しては、日本語で書かれていない場合も多く、英語で書かれたドキュメントを読み込んでいくという地味で、根性のいる作業を永遠と続ける必要があります。
やりがいがあり、楽しい作業は、その企業の若手社員などに割り振られることが多いため、根気の無い若手社員だとすぐに辞めてしまうような作業を割り振られることが多いのも特徴です。
今の時代、若手社員の定着率などが公表されるため、どの企業も若手社員を大切に扱う傾向があります。しかし、フリーランスエンジニアの場合だと、辞めれば、次のエンジニアを探せばいいだけの話のため、優遇して扱われることはほとんどありません。一部の超一流フリーランスエンジニアは優遇されますが、稀有です。
他にも、36協定のような残業時間に関する規定もありません。また、有給制度も無いため、全て自己裁量で決める必要があります。ブラック企業に参画すると、深夜や土日祝に関係なく働かされることもあります。
このように、年収が高くなったり、自由度が増したとしても、悩みは尽きることなく、向こうからやって来ます。
仕事は楽しくないと割り切ることが重要
そもそも、なぜ、「仕事が楽しくない」ということで悩むのかについて考えてみたいと思います。
結論から言います。心のどこかに楽しい仕事があるはずだと淡い期待を抱いているからです。自分も彼らのように仕事を楽しめるはずだと思い込んでいるからです。
はっきり言います。諦めましょう。「仕事は辛く、楽しくない」ものです。
この話を聞いて、絶望の淵に立たされた方もいるかと思います。しかし、仕事に対するスタンスを変えることでメリットとなることもあります。
「仕事は辛く、楽しくない」という大前提で仕事に挑んでみると、少し意外は発見に気付きます。
それは、仕事で得た少しの喜びが普段の何十倍にも感じるということです。
また、退屈で、根気のいる作業をしている時は、いつもなら絶望的な感情を抱くはずですが、最初から仕事は辛く、楽しくないものであると思っているため、ほとんど何も思わなくなります。
「仕事は辛く、楽しくない」という大きなマイナスから始まっているため、少しのプラスが普通より大きく感じるという心理状況となります。
半信半疑の方もいるかと思いますが、百聞は一見にしかずです。騙されたと思って、一度試してみるのがおすすめです。
解決方法は「仕事のゲーム化」です
仕事の全てをゲーム化させる
ここからは、辛く、楽しくない仕事と向き合うための解決策についてお話しします。
先に結論から言います。仕事の全てをゲーム化させることがおすすめです。
参加ゲーム
年収が低いことで悩んでいる→年収最大化ゲームに参加
人間関係に悩んでいる→人間関係攻略ゲームに参加
クソ仕事に悩んでいる→クソゲー攻略ゲームに参加
私の場合だと、「年収最大化ゲーム」に参加して、手取り16万円の正社員エンジニアからスタートして、ゲーム攻略のために、フリーランスエンジニアという別キャラクターに乗り替わって、3年ぐらいで、年収1000万円近くまで持っていくことが出来ました。
上記のように、全てをゲーム化させることで、少しは楽しく感じることが出来ます。
スマホゲームをしている場合ではありません。仕事、人生という壮大なゲームをプレイした方が圧倒的にやりがいがあります。
まずは、クソ仕事というゲームを攻略しましょう。
自分が好きなゲームを作る。自分は、年収を上げるゲームが好き
どんなゲームが好きなのかは、人それぞれだと思います。私の場合だと、年収を上げる「年収最大化ゲーム」が最も楽しく、好きにプレイすることが出来ました。
中には、クソ仕事をいかに早く、効率良くクリアできるかを楽しむ方もいるかと思います。いわゆる、「クソゲー」を楽しむ方です。
私も今は、クソゲー攻略に向けて、日々ゲームをプレイしています。
ここで重要なことは、自分が楽しるゲームを見つけて、プレイすることです。
転職ゲームでも良いですし、上司攻略ゲームでも良いです。何でも良いので、クソな仕事を少しでも楽しめるように、ゲーム化させて、必死にプレイすることが重要です。
ゲーム化させて、必死にプレイすることで、絶望しか見えてこなかった仕事に対して、何かしらの明るい兆しが見えてくることがあります。
好きなゲームを見つけて、プレイするゲームが見つかれば、スマホゲームを必死にプレイするのと同じぐらい、必死にゲームをプレイしましょう。
究極は「仕事」という大ゲームを攻略して、リタイアすること
私の場合だと、「仕事」という巨大RPGゲームを攻略することが最終目標です。
「仕事」というゲームは、主人公(私)が仕事から解放されて、リタイア生活を送ることが最終ゴールです。いわゆる、FIRE(Financial Independence, Retire Early、早期リタイア)することがゴールとなります。
ゲームクリアには、高い資産条件が設定されているため、時間のかかるゲームですが、非常にやりがいのあるゲームです。
「仕事」という巨大ゲームクリアに向けて、目の前のミニゲーム(クソゲーなど)を日々プレイしている感じです。
このようにして、全てをゲーム化させることで、少しでも楽しめる状況を作り出すことが出来ます。
私の場合は、「仕事」という巨大RPGゲームのクリアが最終目標ですが、人によって、最終的な目標が違うと思いますので、自分自身のゲームを見つけてプレイすることが重要です。
仕事をゲーム化させて、余暇の時間を楽しみましょう
今回は、仕事に対しての向き合い方についてお話ししました。
仕事は基本的に辛く、楽しいものではありません。どこかに楽しく、完璧な仕事があるはずだという淡い期待を持つのは辞めておきましょう。仕事を楽しめるかどうかは一種の才能だと思います。
無いものねだりをするよりも、どんなに辛い仕事でも「ゲーム化」させることで、スマホゲームのように楽しんでプレイすることの方が、圧倒的に有意義だと思います。
どんなに華やかな仕事でも、常に苦難や困難がいろんな方向からやって来ます。それらを全て「ゲーム化」させることで、少しでも楽しめる環境を自ら作り出しましょう。
この記事の内容が、仕事で悩んでいる方のお役に立てれば最高の幸せです。
感想などございましたらコメントよろしくお願いします。