「ネット上では、プログラミングスクールはやめとけ、無駄と言われますが、実際はどうなんでしょうか?」という質問に答えます。
結論から言います。プログラミングスクール選びを間違えると、無駄になる可能性が高いです。
一方で、実績のあるプログラミングスクールを選べば、エンジニア転職が一気に容易になります。
そのため、重要なことは、「プログラミングスクールの選択」と言えます。
どのスクールが良いのかについては、後ほど詳しく解説します。
この記事を書いている私は、現役のフリーランスエンジニアです。関東と関西の両方でフリーランスエンジニアとして活動してきました。
私もプログラミング未経験からプログラミングスクールを経て、エンジニア業界に入った一人です。
今回もそれぞれのメリットとデメリットの両方の観点から、分かりやすく、簡潔に解説します。
では、早速、解説を始めます。
プログラミングスクールはやめとけ?無駄?【スクール選びが重要】
実際に劣悪なプログラミングスクールはあります
劣悪なプログラミングスクールは実際に存在します。
具体的に言うと、以下のような場合が多いです。
ダメなスクールの特徴
- 質問対応などのサポート体制が不十分
- ほとんど意味の無いオプション料金が多額に発生する
- 転職先をなかなか紹介してもらえない
一言で言うと、ただの営利目的のためだけに運営しており、生徒のことを全く考えていないというケースが多いです。
実際に、友人が劣悪なプログラミングスクールに通っていたため、体験話を聞いたのですが、想像を絶するような内容でした。
彼の場合、約50万円ほど支払ったのですが、対価はほぼ無く、ただお金を失っただけでした。
また、エンジニア業界に対して絶望したこともあり、最終的にエンジニア転職も諦めてしまいました。
エンジニアとしての潜在能力は十分であるにもかかわらず、スクール選びをミスしてしまったため、エンジニアとして稼げるはずの未来の収入も失ってしまいました。
スクール選びさえ間違っていなければ、防げた可能性が非常に高いです。そのため、スクール選びは非常に重要と言えます。
スクール選びの極意をお伝えします
スクール選びの基準は、時代によって変わるのですが、今なら国が認定しているプログラミングスクールを選ぶのがおすすめです。
さらに具体的に言うと、経済産業省のReスキル講座(第四次産業革命スキル習得講座)および、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座がおすすめです。
この制度は、社会人の教育訓練制度の一環として、プログラミング学習に対して、国からの給付金が最大で70%支給される制度です。
国からの厳しい審査を通過したプログラミングスクールのみが対象となるため、安心して利用することが出来ます。実績が不十分な場合や、評判の悪い劣悪なスクールは除外されています。
そのため、今の時代は、教育訓練制度が利用できるスクールから選ぶのがおすすめです。
詳しくは、次節で解説します。
今なら給付金(最大70%)が国から支給される
今ならプログラミングスクールを受講するだけで受講料の最大70%が給付金として国から支給されます。
今なら過去最大の給付金が支給されますので、プログラミング学習したい方には、絶好のチャンスです。
受給条件は、大きく分けて、在職中か離職中で受給資格が分かれます。
それぞれの要件に当てはまれば受給することが可能です。もちろん、アルバイト、派遣などでも条件に記載されている期間、雇用保険に加入していれば問題ないです。
今の条件は、そこまで厳しく無いため、多くの方が受給することが可能かと思います。条件が緩い今のうちに受給するのがおすすめです。
在職中
- 専門実践教育訓練の受講開始日に雇用保険の被保険者である
- (教育訓練給付金を初めて利用する場合)雇用保険に2年以上加入している
- (教育訓練給付金の利用が2回目以降の場合)雇用保険に3年以上加入している
離職中
- 被保険者資格を喪失した日から受講開始日までが1年以内(※妊娠、出産、育児等の理由によりすぐに受講を開始することができない場合、期間が延長されることがあります。)
- (教育訓練給付金を初めて利用する場合)雇用保険に2年以上加入している
- (教育訓練給付金の利用が2回目以降の場合)雇用保険に3年以上加入している
この制度は永続的に続くものではないため、早めに申し込んで受講するのがおすすめです。
給付金対象のスクールについて、過去の記事で詳しく解説していますので、気になる方は、ぜひ、読んでみて下さい。
【まとめ】教育訓練給付金が使えるプログラミングスクール
独学で学んで、転職するのは挫折しやすいです
精神的な強さが必要になります
プログラミングスクールに通わないでエンジニアを目指すなら、残る方法は「独学」しか方法がありません。
ただ、完全未経験からエンジニア転職出来るレベルまで独学でプログラミング学習するのは、本当に根気のいる作業となります。
プログラミング学習は、意味不明なエラーとの戦いの連続です。
プログラミングスクールでは、専属のメンターが質問対応を行ってくれるため、比較的スムーズに前に進むことが出来ます。
一方で、独学の場合は、解決策を自力で導き出す必要があるため、根気強くトライアンドエラーを繰り返す必要があります。
多くの方が、このトライアンドエラーを繰り返すうちに消耗してしまい、挫折してしまうことが多いです。
また、転職活動においても、独学の場合は、ある程度は自力で自分を売り込む必要があります。
一方、プログラミングスクールの場合だと専属のキャリアアドバイザーが転職支援をサポートしてくれるため、少ない労力で転職活動をすることが出来ます。
実は、私自身も最初は独学でエンジニアを目指していました。しかし、最終的にプログラミングスクールの方が合理的と判断して、プログラミングスクールに通い、エンジニア転職を達成しました。
今の時代だと、転職支援まで行ってくれる無料のプログラミングスクールもあるため、独学よりも時間的・費用的にも圧倒的にコスパが良いと言えます。
無料のプログラミングスクールだと費用的なリスクも無いため、不安のある方は、まずは無料のプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
受講して合わないと感じれば辞めれば良いだけの話です。まずは、試してみることが重要です。
過去の記事で無料プログラミングスクールについて解説していますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。
【転職可能・30代OK】おすすめの無料プログラミングスクール
独学の場合は、成果物が重要です
独学の場合だと、第三者に自分自身の能力を評価してもらうために、可視化できる何らかの「成果物」を提示する必要があります。
簡単なWEBサイトの構築・アプリケーションの開発などが典型例です。
一から成果物を作るのは、時間と根気のいる作業です。誰もが作れる成果物だとあまり評価されないため、ある程度の独創的な発想も必要となります。
一方で、プログラミングスクールの場合だと、プログラミングスクール自体が最初から複数の転職ルートを確保していることもあり、成果物の優劣に関係なく、転職することが出来ます。
「成果物」を作る自身の無い方や、「成果物」を作ることに挫折してしまった人は、おとなしくプログラミングスクール経由でエンジニア転職するのがおすすめです。
エンジニア転職すれば、嫌でもたくさんの成果物を作らないといけなくなります。プログラミング学習の最初から「成果物」にこだわる必要は無いです。
最初は、プログラミングの基礎の理解を優先して、プログラミング学習の楽しさを感じることの方が圧倒的に重要です。
1億円以上の損をする可能性があります
独学でエンジニア転職するのは、正直な話、誰もが出来ることではありません。潜在的な能力の高さとメンタルの強さが無いと、達成するのは非常に難しいです。
知り合いの方にもいるのですが、独学からのエンジニア転職にこだわり過ぎて、最終的には、エンジニア転職を断念してしまった方がいます。
決して能力が低い訳ではなかったのですが、独学という高いハードルを乗り越えることが出来なかっただけです。
仮にプログラミングスクールに通って、エンジニア転職を目指していれば、確実にエンジニア転職が出来ていました。
彼の場合、介護職で年収が300万円でした。もし、仮にエンジニア転職できていれば、3年後には年収800万円でした。
生涯年収で考えると、軽く1億円以上は変わってきます。
独学にこだわり過ぎることで、1億円以上の損をするのは、非常にもったいないことです。
独学に自信の無い方や、独学に挫折してしまった方は、潔くプログラミングスクールで学んで、エンジニア転職するのがおすすめです。
1億円以上の損をしないようにしましょう。
スクール選びを間違えないようにしましょう
今回は、プログラミングスクールと独学について解説しました。
全てのプログラミングスクールが良いという訳ではありません。中には悪徳なスクールもあるため、注意が必要です。
国からの審査を通過した「給付金対象スクール」や今回紹介した「無料のプログラミングスクール」が現状では最もおすすめです。
出来るだけリスクを減らしたい方は、まずは、無料のプログラミングスクールから始めるので問題無いです。
今なら各スクールが無料カウンセリングを実施していますので、いくつかの気になるスクールから直接、話を聞いてみるのがおすすめです。
エンジニア転職して、夢を実現させましょう!
【転職可能・30代OK】おすすめの無料プログラミングスクール