フリーランスエンジニアの末路を考えて、フリーランスエンジニアを目指していますか?
「フリーランスエンジニアになりたい」、「フリーランスエンジニアになって収入を上げたい」など比較的明るく、楽しい話題が多い「入口」についてはしっかりと考えていると思います。
しかし、同時にフリーランスエンジニアの末路「出口」もしっかりと考えていますか?
私もフリーランスエンジニアになるまでは真剣に出口(末路)について考えていませんでした。
実際にフリーランスエンジニアになってから考えるようになりました。
結論から言います。しっかりと案件では高単価を狙って、エンジニア以外の収入源を確保して、資産形成が絶対に必要です。
つまり、複業が必要です。自信を持って断言出来ます!
なぜなら、フリーランスエンジニアは50歳過ぎてもずっと出来る仕事では無いからです。
その理由についても詳しく解説していきます!
フリーランスエンジニアの末路について真剣に考えてみた【経験談】
フリーランスエンジニアの入口
そもそも、フリーランスエンジニアになるには、「エンジニア」になる必要があります。
エンジニア未経験の方はまず、この記事を読んでみて下さい。
未経験からエンジニアになるための方法について詳しく解説しています。
エンジニアにはSESエンジニア、派遣エンジニア、プロパーエンジニア、フリーランスエンジニアなど様々な種類があります。
現役のエンジニアの人ですら全部を網羅出来ないぐらい種類が多いです。でも、心配は必要ありません。
大きく分けて2つに分けられます。
エンジニアの種類
- 会社に属してお給料を貰っているエンジニア(例:SESエンジニア、派遣エンジニア、プロパーエンジニア)
- 契約で決められている単価を貰う(例:フリーランスエンジニア)
フリーランスエンジニアは一般的に、会社員エンジニアよりも格段に稼げます。しかも、フリーランスエンジニアになるのに特に資格も必要ありません。
しかも、会社員エンジニアと行う仕事は同じです。ただ、お金をどう貰うか、会社に属しているかどうかの違いです。
必要なのは、1年以上の現場経験ぐらいです。私も現場経験1年半ぐらいでフリーランスエンジニアになることが出来ました。
コロナ禍で特に案件数が減っている関西でも、フリーランスエンジニアになることが出来ました。
フリーランスエンジニアになるための「入口」はそこまで難しくなく、勉強して、経験を積めば誰でもなれます。
給料が上がり、会社での人間関係からも解放されて最高だと思っている人も少なくないと思います。
もちろん、契約をいつ切られるか心配かと思いますが、それについては後ほど解説します。
基本的に「入口」については、華やかで想像するだけで楽しいかと思います。
フリーランスエンジニアの出口
フリーランスエンジニアの「出口」はもちろん、フリーランスエンジニアを辞めるということです。
しかし、辞めるにもポジティブな辞め方とネガティブな辞め方があります。
ポイント
- ポジティブな辞め方は、資産が十分貯まり、早期リタイヤ(FIRE)もしくは、もっと待遇の良い仕事に就くなどです。
- ネガティブな辞め方は年齢的に厳しくなり、仕事が見つからなくなって、仕方なく辞めるということです。
ポジティブな辞め方は問題無いのですが、ネガティブな辞め方については深く考えておく必要があります。
フリーランスエンジニアの場合は50歳が限界の世界です。
普通の会社員よりも、若くして稼げる分、年齢的な上限が早い傾向にあります。
実際に、以前所属していた会社にも居たのですが、フリーランスエンジニアをやっていたけど、50歳を境にして、仕事が見つからなくてなってしまい、仕方なくSES会社に所属したという人達です。
フリーランスエンジニアとして働くということは、50歳が限界だと考えて、若くから資産形成を行う必要があります。
資産形成をしないと、50歳過ぎてもダラダラと働かないといけない末路が待っています。
給与・待遇について
フリーランスエンジニアは確かに若くて稼ぎます。会社内の年功序列も無いため、実力次第です。
東京とそれ以外では同じ仕事内容でも単価が約10万円以上変わることもありますので、あくまでも参考です。
現場経験 |
単価 |
1年以上 |
約30~40万円 |
3年以上 |
約50~60万円 |
5年以上 |
約70~90万円以上 |
上記のように、経験年数を積み重ねていくと、単価はどんどん跳ね上がります。
もちろん、業務内容、お客様の業績、本人の実力などによっては、それ以下、それ以上にもなります。
あくまでも目安ですが、年齢に関係なく、若くしてこれだけ貰えるのは夢があります。
ちなみに、未経験からフリーランスエンジニアになるのは無理ではないですが、環境的にも、単価的にも厳しいためおすすめしません。
1年だけでいいので、どこかの会社に属して現場経験を積むのがおすすめです。
エンジニアの案件1本だけでは確実に死にます
エンジニアだけだと不安定
コロナ前では、エンジニアの仕事1本だけで問題無いと思っていた、フリーランスエンジニアも多くいたと思います。
しかし、コロナが始まって、企業の業績が悪化すると、次々に契約打ち切りの人が続出しました。
私もちょうどその時に会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになろうとしていたため、非常に苦労しました。
正直、泥水を飲むような体験ばかりでした。
採用枠2人に対して、50人以上の応募があり、現場経験20年以上のベテランエンジニアが低単価で提案してくるのを目の当たりにしました。
これでは、普通の人は勝てません。もし、受かったとしても消耗するだけです。
エンジニアの仕事以外の収入源を持ってた人はリスク分散が出来ていたため、エンジニアが買い叩かれていた時期は他の仕事をして、コロナが落ち着いてきた頃にエンジニアの仕事に復帰することで、以前の高単価で契約を取ることが出来ました。
私の場合は、ほぼエンジニアの仕事以外に収入源を持っていなかったため、非常に苦労しました。
やはり、会社に属していないフリーランスは収入源のリスク分散は必要です。
少しでも良いので、他の収入源を確保しましょう。
エンジニアだけでは収入に限界
本当に実力のあるエンジニアは単価が青天井であり、月単価100万、200万円以上の方もいます。
しかし、普通のエンジニアでは、単価に限界があります。
頑張ったとしても、月単価100万円ぐらいが限界です。
単価を40万円から50万円に上げるのと、100万円から110万円に上げるのに必要な労力は全然違います。
圧倒的に、100万円から10万円上げる方が難しいです。
偏差値を30から40に上げるのと、60から70に上げる難しさが違うのと似ています。
そのため、普通のエンジニアで年収1000万円では、不十分だと思っている人は他にも収入源を作る方がおすすめです。
「副業」ではなく「複業」が必要
エンジニア以外の収入源を持つことはリスク分散のためにも必要ですが、ただの「副業」では不十分です。
なぜなら、コロナのような事態になった時に「副業」だけでは生きていけないからです。
また、エンジニアの仕事は「命(時間)とお金の交換」であるため、他の収入源を「副業」だと考えているうちは、いつまで経っても労働市場から抜け出せません。
そのため、他の収入源を「副業」ではなく、エンジニアの仕事と同等もしくは、それ以上の立派な事業の1つから生み出される収入だという考えが必要です。
フリーランスエンジニアだけではなく、フリーランスの人は絶対に複数の事業から成る、「複業」という考えが必要です。
ブログ運営、YouTube、せどり、動画編集など最近のトレンドの仕事でも構わないので、まずは始めてみて、事業を成長させてる必要があります。
20代、30代からの資産形成
先程、解説したように普通のフリーランスエンジニアは50歳前後が限界です。
そのため、若いうちから資産形成が必要です。
また、会社員と違い、会社からの退職金も無いため、自分で用意する必要があります。
国の制度を活用した資産形成
- 「つみたてNISA」を使った非課税投資
- 老後に向けての「iDeCo」投資
- 税制優遇を活かして退職金を自分で積み立てる「小規模企業共済」
他にも、色々と方法はありますが、大切なのは若いうちからの「資産形成」です。
いつ働けなくなっても大丈夫なように、準備しておきましょう。
フリーランスエンジニアは目指すべき
フリーランスエンジニアは現代の最強職業
これまで現役のフリーランスエンジニアである私が実体験を元に、「フリーランスエンジニアの末路」について解説してきました。
会社員エンジニアとは異なり、若くして確実に稼げる職業です。
これからエンジニアを目指そうとしている方は、絶対にフリーランスエンジニアになった方が良いです。
目指さない理由を見つける方が難しいぐらいです。本音です。
私は現代の最強職業だと自負しているぐらい、美味しい職業だと思います。
若いうちにフリーランスエンジニアとして高単価でサクッと稼いで、資産形成を行い、早期リタイア(FIRE)するのもありです。
フリーランスエンジニアについて興味を持った方は一度、エージェントに登録して無料相談するのがおすすめです。
プログラミング学習のモチベーションアップや自分自身の市場価値を知ることも出来るため、未経験、現役エンジニアに関係なく、無料相談するのがおすすめです。
それぞれに合ったエージェントにまずは、登録してみて下さい!
※ちなみに、私は全て登録しています。比較も出来るので、2つ以上登録するのがおすすめです。
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