エンジニアを目指している方に残念なお知らせがあります。
エンジニアの世界ではクビになることがよくあると言う話です。自分自身がクビにならないとしても、周りの人がクビになることはよくあります。
実際に、同じチームの8割の人がクビになっていく姿を見たことがあります。
毎月、毎月誰かがクビになって、会社に来なくなるという現象を目の前で見ました。
仲の良かった人達が次々と消えていくのは、精神的にも辛くなかなか慣れるものではありません。
今回はその経験も踏まえて、エンジニアの世界でのクビについて現役のフリーランスエンジニアが解説します。
特に、フリーランスエンジニアは会社員と違い、何の保障も無いため、対策が重要となります。
簡単で効果的な対策についても後ほど紹介します!
では、早速解説します!
フリーランスエンジニアの世界でクビはよくある話です【対策あり】
チーム全員がクビになることもあります
エンジニア経験の無い人からすると、嘘のように聞こえるかもしれませんが、本当の話です。また、たまにある話ではなく、エンジニアの世界では日常茶飯事に起きることです。
落ち着いてる現場の場合、クビの話はそこまで多くありませんが、多くの現場の場合、クビの話はよくある話です。
エンジニアのクビは大きく分けて2パターンがあります。
ポイント
- 案件終了に伴う、契約終了
- 自分自身のパフォーマンスが原因による、契約終了
チーム全員がクビになるのは、1の場合です。案件が終了する原因は、様々です。提供していたサービスの終了、会社の業績悪化などが多いです。
ただ、1の場合は、外的要因でクビ(契約終了)になるため、個人のパフォーマンスが原因でクビになる2とは全く異なるクビです。
チームの人数が多い場合だと、100人単位でクビになることもあります。
そのため、経験年数やパフォーマンスに関係なく一斉にクビを切られるため、運の部分も少なからず存在します。
本当に優秀なエンジニアはチームが解散になっても、別のチームからスカウトされて、生き残ることがありますが、稀なケースです。
パフォーマンスが原因でクビになる!?
結論から言います。パフォーマンスが原因でクビになることはあります。
2番目の「自分自身のパフォーマンスが原因による、契約終了」がこのケースです。
ある日突然、契約終了の通達が来て、周りの人は普通に契約延長になっているにも関わらず、自分自身だけ月末で契約終了となるパターンです。
これはショックも大きく、精神的にも辛いことです。本当に幸運なことに私自身は経験したことはありませんが、実際に、パフォーマンスが原因でクビになった人を何回、何十回も見てきました。
当事者がショックを受けることはもちろんのこと、私自身もいつクビを切られるか常に心配になっていたことを鮮明に覚えています。
特に、個人のパフォーマンスにこだわる現場であったり、周りの人が圧倒的なスキルを持っている場合は比較対象が自分自身の実力と釣り合っていないことがあるため、クビになりやすくなります。
ただ、現場の中には、全くと言っていいほどクビを切らない現場もあるため、安心して働きたい方はそのような現場が見つかるまで、頑張るのがおすすめです。
フリーランスエンジニアはクビになるとただの「無職」です
フリーランスエンジニアの場合、クビを切られてしまうと、ただの「無職」になります。別の事業を持っている人は別ですが、エンジニア1本で生活している人は、路頭に迷います。
また、フリーランスのため、会社員と違い「失業」をしても、何の保障もありません。
会社員の場合だと、失業保険を受給できますが、フリーランスは受給できません。
そのため、フリーランスエンジニアにとって、クビになることは可能な限り避けたいことなのです。
しかし、エンジニアにとってクビは避けては通れない話であります。また、特に、保障の無いフリーランスエンジニアの人にとっては無視できる話ではありません。
ただ、不安になる必要は全くありません。
簡単かつ効果的な対策がありますので、そちらについて紹介していきます。
対策が重要です。対策方法を解説します。
クビにならないための対策
結論から言います。半分以上は「運」のため、コントロールすることは出来ないということです。
経営方針の転換によりサービス終了や業績悪化に伴う案件終了は、どれだけ自分自身が頑張ってもコントロール出来ない問題です。
コントロール出来ない問題と向き合っても、時間と体力の無駄になるため、考えない方が良いです。
そのため、自分自身でコントロール出来るものから考えて行動することがおすすめです。
コントロール出来ること、それは、クビになったとしても問題ないように、効果的な対策を行うことです!
では、具体的な対策は何かということについては下記で解説します。
対策をしましょう!
対策を行う中で1番簡単で、最も効果的な対策は「複数のエージェントに登録しておく」ということです。
これだけで、無職になる可能性が一気に減ります。90%以上はこの対策だけで解決します。より多くのエージェントに登録しておけばさらに確率が上がります。
理由は簡単です。
必要に応じて、無料で複数の会社が自分自身のために、営業活動を行なってくれるからです。
これ以上に心強いことはありません。
クビになって無職だと慌てるのではなく、常に対策を講じておくことが、非常に重要です。
クビを切られるだけではなく、自分から辞める場合もあります。
体力的・精神的な過労・職場の人間関係・業務内容の不満などが原因で自ら辞めていくことも十分にあり得ます。
その場合においても、何の保障も無いフリーランスエンジニアは常に対策が必要となります。
たまに、エージェントよりも、エンジニア仲間の人脈作りが最も重要だと主張する人がいますが、それは本当に限られたごく一握りの人が出来ることです。
コミュニケーション能力に優れており、エンジニアとしての能力も高く、人脈作りを苦としない性格であれば問題ありません。
ただ、ほとんどの場合、人脈を作る時間とコストがあれば、エンジニア以外の事業を作ったり、英語や中国語などの語学学習、投資の勉強などの自己研鑽に励んだ方が何十倍も効果的です。
非常に重要なので、もう一度言います。
クビを恐れるよりも、複数のエージェントに登録して、不運なクビが襲ってきても安心して働けるようにしましょう!
クビは経済全体の景気やその会社の業績悪化などのコントロール出来ない要因で発生することが半分以上です。
「クビを恐れるよりも、備えろ!」という考え方を持つことが重要です。
クビに対して対策を取れば問題ありません
今回はフリーランスエンジニアのクビに関する内容を紹介しました。
会社員ではなく、フリーランスとして働いている以上は、「クビ」という話題は避けては通れない話です。
クビを恐れるよりも、クビに対して備えておくことが重要です。
難しいことをする必要はありません。
ただ単純に、複数のエージェントに登録して、必要になれば、複数のエージェントに無料で営業活動をして頂くということが最も効果的です。
関西・関東両方でフリーランスエンジニアとして働いた経験のある私が、実際に利用しておすすめできるエージェントをまとめています。
気になる方はぜひ、見てみて下さい。