何かしたいけど、やる気がでなくて困っていませんか?
結論から言います。やる気というものは存在しません。やる気は幻想です。
衝撃的な内容ですが、これが事実です。モチベーションが上がらないという話も全く同じです。
つまり、「やる気がある」か「やる気がない」という話ではなく、「やる」か「やらないか」という話です。
私も今まで語学勉強・副業・運動など様々なことにチャレンジしても、徐々にモチベーションが下がっていき、途中で辞めてしまうことがほとんどでした。
失敗する度に反省して、改善して、また失敗しての繰り返しでした。しかし、ある日、気付いたのです。
「やる気」というは幻想であり、何かを継続するには違う要素が重要じゃないかということに気付きました。
そして、最終的には、「やる」か「やらないか」というスゴくシンプルな結論に至りました。
やる気が出でなくて困っている方、モチベーションが上がらなくて困っている方に向けて詳しく解説していきます。
この記事を読めば、少なくとも「やる気」や「モチベーション」に振り回されることは無くなります。
では、解説していきます。
やる気が出ない原因は簡単です。やる気は幻想です。
「やる気」がでないのは当たり前のこと
そもそも、脳科学の観点から考えても、何かに難しいこと、めんどくさいことに挑戦しようとして、「やる気がでない」ということは普通の人間であれば、ごく当たり前のことです。
勉強している途中に、YouTubeやSNSを見たりするのも同じです。
理由は簡単です。
人間の脳は何万年もかけて、成長してきたのですが、今までの人類史を振り返ってみると、ここ60年〜50年前までは、ずっと飢餓や飢饉との戦いでした。
そのため、人間の脳は生き延びるために出来るだけエネルギーを使わないように、適応してきたのです。
つまり、何か難しいことや面倒なことに対しては、本能的に脳がエネルギーを使わないようにするために、拒否反応を起こすのです。
何かに難しいこと、めんどくさいことに挑戦しようとして、「やる気がでない」ということは人間の脳としては正常な反応だということです。
しかし、現代の日本では食料で困ることはなく、逆に肥満などが問題となっています。
そのため、本能的に「やる気をださない」という状況は不要となりました。
しかし、人間の脳は何万年という年月を経て、成長してきたものであるため、すぐに脳が変わることはありません。
そこで重要となるのが、「やる気がでない」ということは当たり前であり、生存維持のために脳が本能的に行なっていることだということをしっかりと認識することです。
このことを理解しておかないと、いつまで経っても「やる気」や「モチベーション」に振り回されることになります。
「やる気」の正体について
そもそも「やる気」というものは基本的に一時的な感情でしかありません。本当に好きなことで、時間を忘れるぐらい好きなことであれば、「やる気」というものは長期的に継続していきます。
ただ、多くの人は時間を忘れるくらいに好きなことではなく、「難しく、最初は面白くないこと」に挑戦しようとしていて、「やる気」が出なくて困っている人がほとんどだと思います。
プログラミング、語学学習、副業など最初は難しく、面白くないことがほとんどです。
その面白くない壁を乗り越えて、実力、実績が積み上がっていくと、徐々に楽しくなっていきます。
しかし、99%の人がその最初の面白くない段階で挫折してしまい辞めていきます。
では、なぜ99%の人が最初はやる気があって始めたことに対して、挫折して辞めていくのでしょうか?
理由は簡単です。「やる気」や「モチベーション」に左右されて行動しているからです。
特に独学で勉強する場合は、強制的に行う仕組みがないため、「やる気」や「モチベーション」に左右されやすいです。
語学学校やプログラミングスクールなど半ば強制的に学習をする環境下にいる場合は、その環境下にいる間は「やる気」や「モチベーション」に左右されにくいです。
しかし、環境が変わり、自主性が高い環境に行くと、「やる気」や「モチベーション」に左右されてしまい、継続できなくなり成長が止まる人が多くいます。
つまり、「やる気」や「モチベーション」という一時的な感情に左右されて行動するのは危険だということです。
「やる気」は一時的なものです。追い求めないでおきましょう。
「やる気」というものは本当に一時的な感情です。そのため、一時的な感情がずっと続くはずもないため、途中で無くなってしまいます。
継続できないことで悩んでいる人は、「やる気」というものを深追いしようとしています。それは危険です。
例えば、恋愛でも深追いは危険な行為です。一歩間違えるとストーカー行為になってしまい、犯罪になります。
「やる気」を手に入れたい気持ちは分かりますが、「やる気」をストーカーするのはやめてあげて下さい。「やる気」がかわいそうです。
話を戻しますが、「やる気」という一時的な感情が体の中から突如溢れてきて、それがずっと続く訳はありません。
そのため、語学学習、プログラミング、副業など何かを継続していきたいのであれば、「やる気」や「モチベーション」以外のことに注意して、行動していくのがおすすめです。
継続するのに必要な要素は、たったの2つです。
「真剣さ」と「方法」です。これさえ、問題が無ければ「やる気」や「モチベーション」に左右されることなく、継続できるようになります。
詳しくは次の章で解説していきます。
継続する方法は2つの要素で決まります。
真剣さ
語学学習、プログラミング、副業など何かを継続しようとする場合、どこまで真剣に取り組もうとしているかが一番重要となります。
脳が本能的に「やる気」や「モチベーション」を出さないようにしている状況でも関係なく、取り組もうとするだけの「真剣さ」が重要です。
「何となく出来るようになりたい」や「出来るようになったらいいな」という中途半端な気持ちだと継続できないです。
本当に心の底から「絶対に英語を話す」、「絶対にエンジニアになる」などの強く、熱い気持ちが無いと、少しでも楽しようとする本能に対して勝てるはずがありません。
一度立ち止まって考えてみましょう。
本当に心の底から達成したいことなのかを考えてみて下さい。もし、別に頑張らなくても人生を楽しめるのであれば、頑張って継続しない方がいいです。
逆に、本当に達成しないと人生を楽しめないぐらい重要なことで、何があっても真剣に取り組みたいのであれば、次に紹介する「方法」さえ間違えなければ、間違いなく継続して、成果が出せるようになります。
方法
真剣に毎日継続して取り組んでいるのに、成果が出なくて困っている人も多くいます。
その場合は、「方法」に問題があります。方法を変えることで劇的に良くなる可能性が高いです。
英語やプログラミング学習など、取り組む内容によって異なりますが、一例として、私が現役のフリーランスエンジニアということもあり、プログラミング学習を解説します。
エンジニアへの転職を考えており、そのためにプログラミングを毎日勉強しており、基本的な文法やコードの書き方は勉強したけど、なかなか上達しないことで悩んでいる人がいる場合、方法を変えるだけで劇的に良くなります。
方法は簡単です。
簡単なサイトでも良いので何か成果物を一から作成することです。そして、その成果物をアピールポイントにして、エンジニアとしてさっさと開発現場に入ることが一番の上達する方法です。
詳しくは過去の記事で紹介しています。
もし、真剣に取り組んでいるのに、成果が出ないことで悩んでいるのであれば、方法を見直すことも重要です。
しかし、99%の場合は、「真剣さ」が足りないことがほとんどです。
まずは、真剣に取り組んでいるのかどうかを見直すことが重要です。
「やるorやらないか」それだけの話です。
まずは、2つの事実について理解することが重要です。
ポイント
- 人間の本能として難しいこと、めんどくさいことに対して「やる気」や「モチベーション」が上がらないのは当然だということ
- 「やる気」や「モチベーション」は一時的な感情であり、振り回さないようにするための「方法」や「真剣さ」が重要だということ
今回は「やる気」や「モチベーション」というテーマで解説を行いました。
いつまでも「やる気」や「モチベーション」というものに振り回されるのではなく、自分なりに継続するための方法を考えて、実行するのがおすすめです。
「やる気」や「モチベーション」に振り回されて、勉強している途中に、YouTubeやSNSを見て、時間を無駄に費やすことだけは避けましょう。
さあ、手を動かして目の前のことに取り組みましょう!
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